w1eX
数学などの授業のノート作成に特化したマークアップ言語です。
コードはhtmlにコンパイルされ、視覚的なノートが生成されます。
具体的な使用例は/sample
内のファイルを参照してください。
自分はw1eX(ワイエックス)って呼んでます。好きに呼んでください。
インストール
vscodeの拡張機能として公開しています。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=SouichiroTsujimoto.w1ex
使い方
拡張子.w1ex
のファイルを編集すると、Previewが表示されます。
コマンドパレットから以下のコマンドが呼び出せます。
文法
⚠️ !expの文法が変更され、折りたたみboxを使用する場合はbox内で!foldを利用することになりました。具体例は/sample
などをご覧ください
章
# 商の名前 : 1. {
ここに_文章_を記述
この文章は_下線_、*太字*、/イタリック体/を含みます
_これらを/*重ねて*使うこと/_もできます
}
定義、定理、命題、補題、公理、系、例題
!def {
ここに定義を書く
}
!the : 1.2 {
ラベルを利用することで、登録した$(latex)の式を再利用できます
}
!pro (命題の名前) {
...
!lem 補題の名前 : 1.2.3 {
...
}
}
!axi {
...
!fold {
ここに書いた内容は折りたたまれます
}
}
!cor {
...
}
!exp {
...
!fold 解答 {
}
}
アンカー
指定したidの場所にジャンプ(例 !def _ : 1.2.3 {...} に飛ぶ)
@1.2.3
数式
LaTeXの記法で表現(MathJax)
または角括弧内に四則演算をそのまま記入
$[\LaTeX]
$[\frac{1}{\LaTeX}] : label
$( label )
[(1/2+3) * (4+2)/3*4*a]
TODO
- 起動時にPreviewが表示されない様に変更する ✅
- Boxを自分で定義できる様にする
- PDF出力の実装
- Meta情報の付与
- LSPを用意して.w1exファイルの色付け
- 自動ナンバリング (意外と大変そう)
- エラー部分とそれ以外の切り離し
- エスケープ文字 ✅
- ->で矢印
- 斜体、下線 ✅
- 一括コンパイル
- 目次 自動生成
- 数式 累乗対応
- 数式 比較演算子対応
- 数式 行列に対応
- latex ギリシャ文字なども含めて特殊文字に
- 数式 例 [Sigma [k=1] n [a_k]]
- 表記はsympyなどを参考にしっかり考える
- 本文は表記、数式部は意味
- f(x) ... [f(x)] ...
- 単位行列 ... [[1,0],[0,1]]
- Σとかインテグラルとかみたいな、特殊表記が必要なのは後で考える
- latex 改行に対応
- 構文エラー
- ページジャンプhref クオートで囲わないといけない
- エスケープ文字 バグ修正