Workspace Time Tracker - VSCode拡張機能
これは、VSCodeのワークスペースごとの作業時間を自動で記録・表示するために作成された拡張機能です。
主な機能
- 自動時間記録: VSCodeのウィンドウがアクティブな時だけ作業時間を記録します。
- ワークスペースごとの記録: 作業時間は開いているワークスペースごとに独立して保存されます。
- ステータスバー表示: 画面左下に現在のワークスペースの総作業時間を「Work Time: Xh Ym Zs」の形式で表示します。
- データ保持: VSCodeを閉じても作業時間は保存され、1分ごとに自動で更新されます。
- リセット機能: コマンドパレット(
Ctrl+Shift+P )から「Time Tracker: Reset Work Time」を実行すると、現在のワークスペースの作業時間を0にリセットできます。
作成されたファイル一覧
このプロジェクトは、以下のファイルで構成されています。
package.json : 拡張機能の名前、バージョン、依存関係などを定義します。
tsconfig.json : TypeScriptのコンパイル設定です。
src/extension.ts : 拡張機能のすべてのロジックを含むメインのソースコードです。
.gitignore : Gitでバージョン管理する際に不要なファイルを除外します。
.vscodeignore : 拡張機能をパッケージ化する際に不要なファイルを除外します。
README.md : このファイルです。
拡張機能の実行とテスト方法
以下の手順に従って、この拡張機能をあなたのVSCodeで動かすことができます。
プロジェクトを開く:
- VSCodeで、このプロジェクトフォルダ
C:\Users\56\workspace-time-tracker を開いてください。
依存関係をインストールする:
- VSCode内でターミナルを開きます。(メニューバーの
ターミナル > 新しいターミナル )
- 開いたターミナルで、以下のコマンドを実行して、開発に必要なライブラリをダウンロードします。
npm install
デバッグ実行を開始する:
npm install が完了したら、キーボードの F5 キーを押してください。
- これにより、「拡張機能開発ホスト」というタイトルの新しいVSCodeウィンドウが起動します。この新しいウィンドウ内で拡張機能が実行されています。
動作を確認する:
- その新しいVSCodeウィンドウで、何か別のプロジェクトフォルダを開いてください。(例:以前作成したクレーンゲームのプロジェクトなど)
- フォルダを開くと、画面左下のステータスバーに「Work Time: ...」という表示が現れるはずです。これが作業時間のカウンターです。
- ウィンドウをアクティブにしている間だけ、カウンターの秒数が増えていくことを確認してください。
Ctrl+Shift+P でコマンドパレットを開き、「Time Tracker: Reset Work Time」と入力して実行すると、時間がリセットされることも確認できます。
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