AI Approval Guard
VS Code の AI エージェントを、必要な操作だけ自動で進められるようにする拡張機能です。
Copilot や Claude Code の承認を減らしながら、危険なコマンド、機密ファイル、MCP ツール、指定したドメインをブロックできます。
できること
- Copilot の自動承認を有効にする
- Claude Code がインストールされている場合は Claude の自動承認を有効にする
- Claude Code がない環境では Claude の設定を変更せず、Copilot だけを設定する
- 危険なターミナルコマンドを拒否する
.env、秘密情報、SSH 設定などの読み書きを拒否する
- MCP ツールを拒否する
- Claude の WebFetch に対する拒否ドメインを設定する
- 自動承認する Copilot のコマンドを自分で追加する
- Claude の既存設定をバックアップしてから変更する
インストール
Marketplace からインストールする
- VS Code を起動します。
- 拡張機能ビューを開きます(
Ctrl+Shift+X)。
AI Approval Guard を検索します。
- 公開元を確認して インストールを選択します。
- VS Code の再読み込みが表示されたら、再読み込みを選択します。
VSIX からインストールする
Marketplace に接続できない場合や、テスト版を使う場合は .vsix ファイルからインストールできます。
- 拡張機能ビューを開きます。
- 右上の
... を選択します。
- VSIX からのインストール... を選択します。
ai-approval-guard-*.vsix を選択します。
- VS Code を再読み込みします。
初回設定
- Copilot または Claude Code を使用するワークスペースを開きます。
- コマンドパレットを開きます(
Ctrl+Shift+P)。
AI Approval Guard: Configure Rules を実行します。
- 全自動ポリシーを適用を選択します。
- 警告を確認し、問題がなければ 適用するを選択します。
適用後は、次のように動作します。
| 環境 |
動作 |
| Copilot のみ |
Copilot の自動承認を設定します |
| Claude Code あり |
Copilot と Claude Code の両方を設定します |
| Claude Code なし |
Claude の設定を変更せず、Copilot だけを設定します |
初期状態の保護ルール
初期設定では、次の操作を拒否します。
危険なコマンド
git push --force
git reset --hard
git clean -fd
git checkout -- .
git restore .
git stash clear
git stash drop
rm -rf
Remove-Item -Recurse -Force
terraform destroy
kubectl delete
機密情報とツール
.env と .env.*
secrets 配下
.ssh 配下
- MCP ツール(
mcp__*)
設定を変更する
VS Code の設定画面で AI Approval Guard を検索してください。配列項目は JSON 配列として編集します。
aiApprovalGuard.blockedCommands
拒否するコマンドの先頭部分を指定します。例えば docker system prune を拒否する場合は、次を追加します。
[
"docker system prune"
]
aiApprovalGuard.blockedPaths
Claude Code が読み書きできないパスパターンを指定します。
[
"**/.env",
"**/.env.*",
"**/secrets/**",
"**/.ssh/**"
]
Claude Code が使用できないツール名を指定します。MCP ツールをまとめて拒否する初期値は mcp__* です。
aiApprovalGuard.blockedDomains
Claude Code が WebFetch でアクセスできないドメインを指定します。
[
"example.com",
"internal.example.com"
]
aiApprovalGuard.autoApproveTerminalCommands
Copilot が承認なしで実行できるターミナルコマンドを指定します。信頼できるコマンドだけを追加してください。
設定を変更した後は、コマンドパレットから AI Approval Guard: Apply Full Auto Policy を再実行して反映します。
設定を元に戻す
Claude Code
Claude Code の設定を変更する前に、次のバックアップを作成します。
%USERPROFILE%\\.claude\\settings.json.ai-approval-guard.bak
元に戻す場合は、VS Code と Claude Code を終了し、バックアップの内容を確認してから settings.json を復元してください。
Copilot
VS Code の設定画面で次の項目を確認・変更します。
chat.permissions.default
chat.tools.terminal.enableAutoApprove
chat.tools.terminal.autoApprove
chat.tools.urls.autoApprove
セキュリティについて
全自動承認では、AI エージェントがファイルを編集したり、ターミナルコマンドを実行したりできます。保護ルールは安全性を高めますが、すべての危険な操作を検出できるものではありません。
- 信頼できるワークスペースでのみ使用してください。
- 本番環境や重要な認証情報を扱う作業では、手動承認を推奨します。
- AI が作成した変更を、コミットやデプロイの前に確認してください。
- 禁止ルールを設定していても、コマンドの書き換えや別のツール経由の操作を完全には防げない場合があります。
- VS Code、Copilot、Claude Code、企業ポリシーが強制する確認は、この拡張機能から解除できません。
トラブルシューティング
コマンドが見つからない
拡張機能が有効になっているか確認し、必要なら VS Code を再読み込みしてください。
設定が反映されない
設定変更後に AI Approval Guard: Apply Full Auto Policy を再実行してください。企業管理の設定や AI エージェント側の保護機能は上書きできません。
Claude の設定エラーが出る
Claude Code がインストールされていない環境では、Claude の設定は自動的にスキップされます。拡張機能を再読み込みしてから、もう一度ポリシーを適用してください。
開発者向け情報
開発、テスト、VSIX 作成、Marketplace 公開の手順は dev/README.md に分離しています。
ライセンス
MIT