Bool Highlighter
Bool Highlighterは、Visual Studio Code用の拡張機能です。デバッグセッション中に、ブール型の変数を視覚的に識別するために、TrueとFalseの値に応じてハイライトを適用します。また、選択したブール型変数の値をトグルする機能も提供します。
機能
- デバッグセッション中に、ブール型の変数に対してハイライトを適用します。
- Trueの値には黄色のハイライト
- Falseの値には青色のハイライト
- 選択したブール型変数の値をトグルするコマンドを提供します。
使い方
- Visual Studio Codeで拡張機能をインストールします。
- デバッグセッションを開始します。
- ブール型の変数がTrueまたはFalseの値に応じてハイライトされるのを確認します。
- トグルしたいブール型変数を選択し、コマンドパレットから
Bool Highlighter: Toggle Boolean Value を実行します。
設定
boolhighlighter.yellowColor : Trueの値に適用される背景色を指定します(デフォルトはyellow )。
boolhighlighter.blueColor : Falseの値に適用される背景色を指定します(デフォルトはblue )。
boolhighlighter.yellowTextColor : Trueの値に適用されるテキスト色を指定します(デフォルトはblack )。
boolhighlighter.blueTextColor : Falseの値に適用されるテキスト色を指定します(デフォルトはwhite )。
boolhighlighter.updateDelay : ハイライト更新の遅延時間(ミリ秒)を指定します(デフォルトは500 )。
boolhighlighter.updateInterval : ハイライト更新の間隔(ミリ秒)を指定します(デフォルトは1000 )。
Bool値を取りうる変数の種類とハイライト・トグル対応
変数の種類 |
説明 |
ハイライト対応 |
トグル対応 |
通常の変数 |
bool値を直接保持する通常の変数です。 |
対応 |
対応 |
辞書型 (dict) |
キーと値のペアで構成されるデータ構造で、値としてbool値を保持できます。 |
対応 |
対応 |
リスト型 (list) |
順序付けられたデータ構造で、要素としてbool値を保持できます。 |
対応 |
対応 |
タプル型 (tuple) |
順序付けられたイミュータブルなデータ構造で、要素としてbool値を保持できます。 |
対応 |
非対応 |
セット型 (set) |
重複しない要素のコレクションで、要素としてbool値を保持できます。 |
対応 |
非対応 |
クラス変数 |
クラスに属する変数で、クラスインスタンス間で共有され、bool値を保持できます。 |
対応 |
対応 |
インスタンス変数 |
クラスのインスタンスに属する変数で、インスタンスごとに異なるbool値を保持できます。 |
対応 |
対応 |
注: ネストされた変数に対するハイライト対応は、使用しているデバッガーや環境によって異なる場合があります。また、拡張機能の設定や、ハイライトの適用方法によっても、対応状況が変わることがあります。階層が深い場合、ハイライトが正しく適用されないことがあるため、ご注意ください。
貢献
バグの報告や機能要望、プルリクエストは大歓迎です!GitHubリポジトリでイシューやプルリクエストを作成してください。
ライセンス
この拡張機能はMITライセンスで公開されています。詳細については、リポジトリ内のLICENSEファイルをご覧ください。
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