源泉徴収 計算チェック 10.21%・20.42%(令和9年改正対応)


報酬・料金の源泉徴収を計算するコード(JavaScript / TypeScript / Python)を、国税庁タックスアンサー No.2795・No.2798 の式で検査する VS Code 拡張です。フリーランスへの支払、講演料、原稿料、弁護士・税理士報酬を払う請求・会計SaaSの開発者向け。
Web版(同じエンジン・インストール不要): https://getreadystack.com/ja/tools/gensen-choshu-rate-lint-jp
何を見つけるか(9規則)
| 規則 |
誤りの行 |
国税庁の式 |
| G01 |
源泉徴収率 0.1 |
0.1021(所得税10%×1.021) |
| G02 |
100万円超の部分 0.2 |
0.2042 |
| G03 |
fee * 0.2042(全額) |
(A - 1,000,000) × 0.2042 + 102,100 |
| G04 |
+ 100000 / + 102000 と 0.2042 |
+ 102100 |
| G05 |
Math.round / ceil / round() |
1円未満の端数は切り捨て(Math.floor) |
| G06 |
復興 0.011 を日付の分岐なしで使用 |
令和9年1月1日以後に生ずる所得だけ |
| G07 |
復興 0.011 だけで防衛特別所得税なし |
所得税×(1 + 0.011 + 0.01) |
| G08 |
復興特別所得税の終了年 2037(令和19年) |
令和29年(2047年)分まで延長 |
| G09 |
税込額に源泉(情報) |
請求書で区分されていれば税抜の報酬額だけでよい(No.2792) |
なぜ要るか
- 報酬¥1,500,000を0.2と+100000で計算すると源泉¥200,000、国税庁の式では¥204,200で¥4,200不足。
- 20.42%を支払額の全額にかけると、100万円超のどの金額でも¥102,100多く源泉される。
- 令和9年1月1日以後に生ずる所得から復興特別所得税は1.1%、防衛特別所得税1%が加わり、合計は10.21%のまま。チャットAIはこの1.1%を令和8年分に前倒ししがちで、防衛1%を付け忘れると合計10.11%になる。
- 源泉徴収した税は支払った月の翌月10日までに納付する。不足分を納めるのは支払者(源泉徴収義務者)です。
잣대 / 物差し: 誤りのコストはそのまま金額になる — 全額×20.42%なら1件 ¥102,100 の過大源泉、0.1のままなら報酬¥100,000ごとに¥210の不足。
使い方
.js .ts .py ファイルを開く。
- コマンドパレットで「源泉徴収 計算チェック: このファイルを検査」。
- 問題パネルに行番号・規則・正しい式が並ぶ。保存のたびに再検査。
規則は1行ずつ見ます。源泉徴収の文脈(gensen 源泉 withhold など)がない 0.1 は消費税とみなして触りません。0.2042 の前後4行に 1000000 か 102100 があれば分割計算とみなします。
無料と有料
- 無料: 開いているファイル1本の源泉徴収コードを9規則で検査し、行番号と正しい式を表示(キー不要)。VS Codeでも無料Web版でも同じエンジン。
- 有料: ワークスペース全体の一括検査と、指摘をCSV(ファイル・行・規則・正しい式)で書き出す機能。ライセンスキーを入手 — $29 once, one licence key per person or team seat.
出典
- 国税庁 No.2795 原稿料や講演料等を支払ったとき(10.21% / 20.42% / 102,100円 / 1円未満切捨て)
- 国税庁 No.2798 弁護士や税理士等に支払う報酬・料金
- 国税庁 No.2792 源泉徴収が必要な報酬・料金等とは(消費税等の額の区分)
- 国税庁 No.2260 所得税の税率(令和9年1月1日以後 1.1% と防衛特別所得税、令和29年までの各年分)
税務判断そのものではなく、コードが国税庁の公表式から外れている行を示すツールです。
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