電帳法 索引簿チェック 2026 — 電子取引データの検索要件
電子取引データ(メール添付の請求書、ウェブ明細、EDI)の保存に使う 索引簿 を、
開いたその場で1行ずつ検査します。見るのは「あとで検索できるか」の一点です。
なぜ索引簿を検査するのか
電子帳簿保存法第7条により、所得税・法人税の保存義務者は電子取引の取引情報を
電磁的記録のまま保存します(2024年1月1日以後は書面に出力して代える方法が使えません)。
保存の可視性の要件として、取引年月日・取引金額・取引先 の3項目で検索できる状態が求められます。
国税庁が示す実務上の方法のひとつが、ファイル名をこの3項目で統一する方法と、
表計算ソフトで索引簿を作る方法です。索引簿を選んだ場合、検索できるかどうかは
索引簿の書き方で決まります。和暦が1行混ざる、金額に「¥」とカンマが入る、
取引先が「同上」になる——この3つだけで、その行は期間検索にも金額検索にも掛かりません。
基準期間(個人事業者は前々年、法人は前々事業年度)の売上高が5,000万円以下で、
ダウンロードの求めに応じることができる場合は、検索要件そのものが不要になります。
この判定は「前々年」を見るため、2024年に5,000万円を超えた個人事業者は
2026年分から検索要件が必要 です。2026年分の取引は今まさに保存されています。
検査する12のルール(ext/rules.json)
| ルールID |
見るところ |
| date_wareki / date_not_iso / date_future |
取引年月日が西暦 YYYY-MM-DD か、未来日でないか |
| amount_mark / amount_not_number |
取引金額が半角数字(税込)だけか |
| partner_empty |
取引先が空欄・「同上」「〃」でないか |
| filename_empty / filename_char / filename_dup |
ファイル名が空でなく、全角スペースや \ / : * ? " < > | を含まず、重複していないか |
| seq_number |
連番の重複・欠番 |
| no_jimushori_kitei |
「訂正削除防止の事務処理規程」への言及があるか(真実性の確保) |
| no_download_pledge |
「ダウンロードの求めに応じる」旨の記載があるか |
同梱の _fixtures/clean.md(12行)は0件、_fixtures/dirty.md(12行)は
6行・7件(うち1件は文書全体)を指摘します。数字はこの2つのファイルで実測したものです。
使い方
- 索引簿の Markdown ファイル(
**/*.md)を開く
- コマンドパレットから
電帳法 索引簿チェック: このファイルを検査 を実行
- 問題のある行に波線が出ます。
検査レポートを書き出す で REPORT.md を作れます
エンジン(ext/engine.js と ext/rules.json)は拡張と無料ウェブ版で同一です。
どちらもファイルを外部に送信しません。すべてローカルで動きます。
無料でできること / 完全版
- 無料: 開いている索引簿1ファイルを全行検査し、検索要件を満たさない行と直し方を出す(回数制限なし・キー不要)
- 完全版 $29: ワークスペース内の索引簿をまとめて検査し、年度ごとの結果をCSVに書き出す(範囲)
- 目安: 税理士へのスポット相談は1時間あたり10,000円前後です。
ハブ: https://getreadystack.com/ja/tools/denchoho-sakuin-check-2026
免責
本拡張は索引簿の書式を機械的に検査するもので、税務上の判断を代替しません。
最終的な取扱いは顧問税理士および所轄税務署にご確認ください。
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