ort-agent for VS Code
ort-agent は、Gemini API を使ったローカルのコーディングエージェントを VS Code のサイドバーチャットとして提供する拡張機能です。解析キャッシュ・チャット履歴・トークン使用量の集計を備えています。
動作要件
- Node.js 22 以降(必須)
- Gemini API キー
エージェント本体(ort-agent コア)は、VS Code 拡張ホスト内ではなく、ユーザーの Node.js 22+ で動くサイドカープロセスとして起動します。これにより、解析キャッシュ等で使う SQLite が Node 22+ 組み込みの node:sqlite で動作し、ネイティブビルドが不要になります(OS・CPU・VS Code 更新に依存しません)。
Node.js 22+ が見つからない場合、拡張機能は縮退せずに明確なエラーで導入を案内します。node が PATH に無い、または別の場所にある場合は、コマンド 「ort-agent: Set Node.js Path」 で実行ファイルのパスを指定してください(設定キー: ort-agent.nodePath)。
セットアップ
- Node.js 22+ をインストール(https://nodejs.org)。
- 拡張機能をインストール(
.vsix から)。
- コマンド 「ort-agent: Set API Key」 で Gemini API キーを設定(環境変数
GEMINI_API_KEY でも可)。
- アクティビティバーの ort-agent アイコンからチャットを開く。
設定
| 設定キー |
説明 |
ort-agent.defaultMode |
新規メッセージの既定モード(ask / plan / agent) |
ort-agent.nodePath |
サイドカーを起動する Node.js 22+ 実行ファイルの絶対パス。空の場合は PATH の node を使用 |
コマンド
| コマンド |
説明 |
ort-agent: Open Chat |
チャットを開く |
ort-agent: Set API Key |
Gemini API キーを設定 |
ort-agent: Set Node.js Path |
サイドカー用の Node.js パスを設定 |
ort-agent: New Session |
新しいチャットセッションを開始 |
ort-agent: Add to Chat |
選択したファイル/フォルダをチャットに添付(エクスプローラのコンテキストメニュー) |
セキュリティとプライバシー
- 送信先: あなたのコードと指示は Google の Gemini API へ送信されます(Google 検索を有効化した場合は検索クエリも)。API キーや検出された秘密情報は、送信前に自動でマスクされます(既定で有効)。
- コマンド実行: エージェントはシェルコマンドを実行できます。安全のため、既定では実行前に毎回ユーザー確認を求めます。許可コマンドは allowlist で限定され、コマンド連結・置換・リダイレクト(
; && | ` $() < >)は拒否、作業ディレクトリはワークスペース内に制限されます。信頼できないリポジトリを開く際は特に注意してください。
- API キー: VS Code SecretStorage(OS のキーチェーン)に保存され、ログには出力されません。環境変数
GEMINI_API_KEY も利用できます。
- ローカル保存: チャット履歴・解析キャッシュ・トークン使用量は、ワークスペースの
.ort-agent/ および ~/.ort-agent/ に保存されます(暗号化なし)。.ort-agent/ は共有リポジトリにコミットしないでください(.gitignore 推奨)。
トラブルシューティング
問題が起きた場合は、出力パネルの 「ort-agent」 チャンネルにホストとサイドカーのログが出力されます。サイドカーが異常終了した場合はエラーが表示されます。ウィンドウを再読み込みすると再起動します。
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