QuickPick Description
VS Codeのファイル選択を拡張し、ファイル名とCSVで定義した日本語名を並べて検索・表示します。
日本語名、実際のファイル名、パスのいずれからでも目的のファイルを見つけられます。
主な機能
- ファイル名、日本語名、パスをまとめて検索
- CSVを保存すると日本語名を自動再読み込み
- 最近使ったファイルを新しい順に表示
- エディタで選択中の文字列を検索欄へ反映(改行なし・16文字以内)
- マルチルートワークスペースに対応
- 表示を1段または2段から選択
- 標準のQuick Open(
Ctrl+P)と併用可能
使い方
- ワークスペース直下に
resource-names.csv を作成します。
Ctrl+Shift+R(macOSでは Cmd+Shift+R)を押します。
- ファイル名、日本語名、またはパスを入力してファイルを選択します。
エディタ上で改行を含まない16文字以内のテキストを選択してから開くと、その文字列が検索欄へ最初から入力されます。
file,name_ja
src/customer.ts,顧客管理
src/order.ts,注文管理
assets/logo.png,会社ロゴ
file にはワークスペースからの相対パス、またはファイル名だけを指定できます。同名ファイルが複数ある場合は相対パスで指定してください。
ヘッダー行は省略できます。値にカンマや改行を含める場合は、値をダブルクォートで囲みます。UTF-8 BOM付きCSVにも対応しています。
CSVを別の場所や名前で管理する場合は、設定 resourceNameQuickOpen.csvFile を変更します。安全のため、CSVにはワークスペース内の相対パスだけを指定できます。絶対パスや ../ でワークスペース外を参照することはできません。
CSVは保存時に自動再読み込みされます。コマンドパレットの「ファイル: 日本語名CSVを再読み込み」でも更新できます。
最近使ったファイル
一度開いたファイルは、次回から一覧先頭の「最近使ったファイル」に新しい順で表示されます。この拡張機能以外から開いたワークスペース内のファイルも履歴に記録されます。
表示・保存件数は resourceNameQuickOpen.recentFilesLimit で変更できます。0にすると記録を無効化し、保存済みの履歴も消去します。
表示
一覧はデフォルトで、ファイル名、日本語名、パスを1段に表示します。設定 resourceNameQuickOpen.displayMode を twoLines にすると、パスを2段目に表示できます。
各ファイルには、現在選択されているVS Codeの「ファイル アイコン テーマ」に従い、標準のQuick Openと同じ種類別アイコンが表示されます。
キー割り当てはVS Codeのキーボードショートカット設定から変更できます。Ctrl+K Ctrl+Sを押し、「日本語名付きでファイルを開く」または resourceNameQuickOpen.open を検索してください。
設定
| 設定 |
初期値 |
説明 |
resourceNameQuickOpen.csvFile |
resource-names.csv |
各ワークスペースフォルダーからのCSV相対パス |
resourceNameQuickOpen.exclude |
{**/node_modules/**,**/.git/**,**/out/**,**/dist/**} |
一覧から除外するglobパターン |
resourceNameQuickOpen.maxResults |
10000 |
一覧へ読み込むファイル数の上限 |
resourceNameQuickOpen.recentFilesLimit |
20 |
最近使ったファイルの表示・保存件数。0で無効 |
resourceNameQuickOpen.displayMode |
oneLine |
oneLineまたはtwoLines |
セキュリティとプライバシー
- 外部へのネットワーク通信、テレメトリ、外部プロセスの起動は行いません。
- 起動時に名称CSVを読み取り、変更を監視します。
- ワークスペースのファイル一覧はQuick Openを実行したときだけ取得します。
- 最近開いたファイルのURIを、VS Codeが提供するローカルのワークスペースストレージへ保存します。ファイルの内容は保存しません。
- 制限モードのワークスペースでも利用できます。ワークスペース内のコードを実行することはありません。
必要環境
- VS Code 1.108.0以降
- 実行時の追加パッケージや外部サービスは不要
ライセンス
MIT License