ZennPad
ZennPad は「Zenn への投稿準備を VS Code だけで完結させたい」というニーズに応える拡張機能です。記事の作成・編集・公開ステータスの切替、画像貼り付け、プレビューまでをサイドバー中心のワークフローでまとめ、GitHub との行き来や zenn CLI の起動を意識しないで済むようにします。
できること / 解消するペイン
- Zennコンテンツの見える化と編集: Articles/Drafts/Images をツリーで一覧。クリックで即編集、ドラフトはラベルで判別。
- 記事の生成と公開状態切替: 日付入り slug 付きで新規作成、frontmatter の
published をコマンドひとつでオン/オフ。
- 画像まわりの手間削減: クリップボードやドラッグ&ドロップの画像を
/images/xxx に自動保存し、Markdown の  を挿入。手元の画像ファイルも同様に挿入可能。
- ワンクリックプレビュー:
ZennPad: Preview で zenn CLI を裏で起動し、Webview で動作確認。ローカル画像も 404 なく表示。
- URL やコピー操作の効率化: Zenn/GitHub URL のコピー、パスコピー、リポ/プロフィールをブラウザで開く導線を用意。
- サインインと同期: VS Code の GitHub 認証を使い、リポジトリを選んでからはサイドバー操作だけで pull/push/デプロイを回せます。
はじめ方(ユーザー)
- VS Code で拡張をインストールし、
Developer: Reload Window 後に Activity Bar の ZennPad アイコンを開く。
- コマンドパレットで
ZennPad: Sign in to GitHub を実行し、表示に従ってサインイン(Sign out は ZennPad: Sign out of GitHub)。
- 設定で
zennpad.githubOwner / zennpad.githubRepo を入力するか、ZennPad: Choose GitHub Repository で選択。
ZennPad: Refresh を実行してリポの articles/images を読み込み、以降はツリーから編集・プレビュー・公開切替を行う。
- 画像を貼る場合はエディタ上でペースト or ドロップ or
ZennPad: Insert Image from File を実行。
動作に必要なもの:
- VS Code 1.85+
- GitHub アカウント(
repo 権限の認証)
zenn CLI が PATH にあること(プレビュー用)
ヘルプになりやすいコマンド
ZennPad: New Article — 日付入り slug と frontmatter を含む記事を作成
ZennPad: Publish Article / ZennPad: Unpublish Article — 公開/非公開の切替
ZennPad: Preview — 現在の Markdown を zenn 互換でプレビュー
ZennPad: Refresh — GitHub から記事・画像を取得して最新化
ZennPad: Insert Image from File — ローカル画像を /images に保存し Markdown へ挿入
ZennPad: Copy Zenn URL / Copy GitHub URL — 選択中コンテンツの URL をクリップボードへ
ZennPad: Deploy Pending Changes to Zenn — 変更をまとめて Zenn 用ブランチへ反映
開発者向けオンボーディング
読む順番の目安:
docs/spec.md(必須)
src/ の主要ディレクトリ: commands/, github/, preview/, ui/
src/__tests__/ のテスト構造
変更するときのルール:
- 「spec → code → test」の順に整合を取ること
- PR には spec 更新要否(要/不要と理由)を必ず書くこと
開発用コマンド:
- セットアップ:
pnpm install
- ビルド:
pnpm run compile
- テスト:
pnpm test
- Lint/Format:
pnpm run lint / pnpm run format
| |